本サイトの原点
「溝の口」という街
私たちは本サイト運営を通じて「不動産とまちづくり」の関係性を探究します。
不動産が街に与える影響を検証するために、取り扱った物件を長期にわたってアーカイブすることを試みます。
私たちの社会意義は単純です。
①空きの事業用建物をすこしでも早く埋めること。
②できれば、持続性が高く、地域に合った事業主の方に入ってもらうこと。
③事業主が入ったその後をモニターしていくこと
空いていた建物が埋まると経済活動がはじまり、そこでヒトが働き、ヒトの往来が発生し、近くで住むようになる。
建物が空いていたときは周辺地域で消費がなにも起きていなかったのが、一気に消費が発生するようになって街に活気が戻ります。
空きが埋まるだけで地域経済には間違いなくプラスになりますが、 どのような事業主が入るかによって、敷地や建物の規模によって街に及ぼす影響は当然に変わってきます。
さて、溝の口という街。
なにせ飲み屋街のイメージが強い。
なぜこんなにも広い範囲に飲み屋さんが沢山あるのか?
歴史的経緯や地理的要因などお伝えしたいことは多々あるが、 現状、この居酒屋を支えているのは駅から離れた立地の事業者たち(そこで働くヒトたち)だったりする。
住民の方でこれを知らないことが意外と多い(溝口がブレイキンの聖地ということを住んでいて知らない方も多い…)。
良くも悪くも街の経済を元気にするのは住民だけでなく、そこに根付いて働く事業者が大切であること。
・地域経済に大きな影響力(※)をもつ事業者(買主・借主)をターゲットにし、不動産(事業所)の提案をする
・地域経済のためにどのような事業者を誘致すべきかをオーナー(売主・貸主)に企画提案する
※本サイトは敷地付の一棟建物が取り扱い対象となるため
上記取り組みを深堀することが、不動産業ができる”まちづくり”の一つと捉えています。
これを気づかせてくれたのは「溝の口」。
感謝しています。